不断水について語ります

不断水工事の実際とは

不断水工事とは水道管の本管から新たに別の分岐管を設ける際に、本管を流れる水を一時遮断することなく行う工法です。

ちょっと考えると、本管には水圧がかかっているわけですから、別の分岐管を設けようとして何らかの形で穴を開けたその瞬間に水が噴出してしまい、不断水工事などマジックでもなければ達成できないように思えるかもしれません。しかし頭は使いようです。

技術的には、要するにしっかりとその水圧にも耐えられるような状態、作業空間を何とかして作り、そこで穴開け、分岐管接続を行うことができれば可能なはずです。そしてこのような不断水工事そのものは別に最新技術でも何でもなく、それこそ50年も前から行われています。

実際の方法としてはまず本管に対して、分岐管の根元に当たる部分を隙間などができないようにぴったりと取り付けるところから始まります。本管は当然ながら円柱状に湾曲していますから、その形状に合わせた根元部分を用意する必要があります。

もちろんいくら合わせていても、素材が金属や塩ビなどでは接合部位から水が吹き出すことになるのは間違いありませんから、ゴムなどでパッキンとする必要もあります。そして分岐管の反対側から管の太さに対応した穿孔機を差し込むわけです。

だいたい分かってきたでしょう。管の太さに対応しているということは即ち本管に穴を開けた後の水圧にも耐えられるということです。穿孔後は分岐管の根元に予め設けた弁を閉じてから穿孔機を取り外せば分岐作製は完了というわけです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *