不断水について語ります

不断水工法のデメリット

不断水工法は必ずしも万能の工事方法ではありません。

デメリットというか、不断水工法の限界とでもいうべき点はあります。不断水工法では、水道管の本管に対して穴を開けて分岐管を接続することになります。もともと分岐させたタイプのT字管を使うのではなく、その場で工事により本管に穴を開けて接続するほうが強度が落ちてしまうのは誰の目にも明らかでしょう。

とくに、本管に比べて太さの太い分岐管を接続するようなケースではこれが顕著になります。本管以上の太さの分岐管を接続することが物理的に不可能なことはすぐ分かりますし、分岐管というものの性質から考えて本管より太い管の接続が求められるようなことは考えられませんが、たとえ分岐管のほうが細くてもその比率によっては開けるべき穴の大きさが非常に大きくなってしまいますから、そんなことをしては本管の強度が大きく損なわれてしまいます。

また、分岐管を設けることができる部位の本管は、直線状である必要があります。曲線状になった部分に分岐管を設けることはできません。これは、分岐管として特殊な形状のT字管を用いるからです。特殊な形状になっているために接続される本管の部分は単純な直線状である必要があり、それ以外の曲がった形状などには対応できないのです。

また、反対側に既に同じような分岐管が接続されてしまっている場合もやはり対応できません。曲線の場合と同様に、特殊な形状のT字管が接続できないからです。

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